善応寺観音堂
2017/10/25 文化財
所在地:土浦市真鍋3丁目12-1(善応寺)
文化財:市指定文化財 建造物 昭和46(1971)7月13日 指定
善応寺境内にあり、建物は木造平屋建、入母屋、桟瓦葺(当初は土葺)匂欄(こうらん)付の浜縁(はまえん)が廻る。三軒の軒裏と急勾配の屋根をもち、向拝は平入り一間の流向拝であろ。漆喰鏝絵の妻飾りと鶴亀をあしらった懸魚(げきょ)などがある。
初建は寛文10(1670)年、土屋数直入部後に、土浦城の鬼門を守護するために建てたと伝えられる。この建物は文化11(1814)年再建のものである。木篇額「聖観音」は佐久間東雄の書である。
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