土浦港
2017/10/29 観光
所在地:土浦市川口地先
土浦港は、国内第2位の面積を誇る湖である霞ヶ浦の土浦最奥部に面する。
土浦駅東口側の市街地に接近しているため、ヨットやボートと一体化した街並みを見ることができる。
土浦の港は江戸時代から栄え、明治になっても重要な交通機関は霞ヶ浦を行き来する高瀬舟であった。
近代化が進み、明治24(1891)年に土浦-銚子間に蒸気船が就航して以来、昭和初期までその発着所として賑わいを見せた。川口河岸への荷物は、ここから艀に積み替えて運ばれていた。
霞ヶ浦の船舶交通に重要な役割を果たしたが、陸上交通の発展に伴い船舶の往来が減少し、土浦港は観光港として川口町地先に新設され、ホワイトアイリス号やジェットホイルつくば号などの観光遊覧船が就航している。
- 共有