真鍋の道標
2017/10/26 文化財
所在地:土浦市中央1丁目15-18(土浦市立博物館敷地内)
文化財:市指定文化財 史跡 昭和46(1971)年7月13日 指定
真鍋の道標は土浦一高がある真鍋坂上の水戸街道と筑波街道の分岐点にあった土浦最古の道標である。
現在は、土浦市立博物館前に移設されている。
建立は享保17(1732)年で、「右 ふちう 水戸道」(府中、現在の石岡市)「左 きよたき つくば道」(新治清滝観音)とある。
先頭にある文字は勢至菩薩(せいしぼさつ)を表す梵字で、二十三夜の主尊であり、この碑はその供養碑でもある。
旅人を助ける道しるべを建て、その功徳によって二世(現世と来世)の安楽を願う二十三夜講の人々が建てたものと思われる。
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