土浦まちかど蔵「大徳」
2017/10/26 文化財
所在地:土浦市中央1-3-16
開催日時:午前9:00~午後6:00 / 休館:年末年始
脇街道の一つであった水戸街道は江戸時代のはじめに五街道に準ずる扱いを受けて、街道の整備が進み、この地域にあった中城と東崎の2つの集落の間が結ばれて土浦宿が誕生した。
この宿場の中心が中城通りで、鉤の手にまがった地形をしており、今なお昔ながらの宿場町のある街道の名残を伝えている。
この街角に、江戸時代に建てられた商家を市が買い取り、「土浦まちかど蔵」と称し「大徳」と「野村」の2軒が向かい合って並びんでいる。のちに全国的に広がった「蔵の町」の先駆となった。
江戸時代の商都土浦の礎を築いた呉服商「大国屋徳兵衛(大徳)」の江戸時代末期建築である見世蔵・袖蔵・元蔵・向こう蔵の四棟の歴史的商家建築物の改修を行い、観光物産館・観光展示館・商家歴史展示館として開放している。
観光協会事務所もあり、観光と文化の情報発信基地として活用されている。
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