土浦城旧前川口門
2017/10/25 文化財
所在地:土浦市中央1丁目(亀城公園内)
文化財:市指定文化財 建造物 昭和46(1971)年7月13日 指定
この門は、親柱の背面に控柱を立て、屋根を架けた高麗門である。高麗門は城郭の門として建てられた形式のひとつで、この門も、武家屋敷であった多計郭(たけくるわ)と町屋の間を仕切る「前川口門」であったといわれている。江戸時代末期の建築である。
明治18(1885)年に土浦戸長(こちょう)役場(のちの町役場)の門として、さらに大正8(1920)年には田宿町(現大手町)の等覚寺山門として移され、その後、寺の寄贈を受けて、土浦城内の二の丸入口にあたる「二之門」のあったこの位置に、昭和56(1981)年移築されたものである。
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