土浦市消防出初式
2017/10/29 観光
開催日時:1月初旬
会場:土浦市民会館、ウララ広場、霞ヶ浦湖畔など
土浦市消防出初式は正月の恒例行事である。
ウララ広場で披露される土浦鳶職組合による木遣り歌、梯子乗りといった伝統技能は集まった観客を魅了し、駅前からウララ広場前通りにかけて市内の消防団、消防自動車が次々と分列行進を行う様は圧巻である。
霞ヶ浦湖畔(川口二丁目・港町二丁目)では、消防自動車と防災ヘリコプター参加の一斉放水が行われ、川口と港町の両岸からの迫力ある放水シーンを堪能することができる。
出初式の歴史は江戸時代の万治2(1659)年、時の老中が定火消(じょうびけし)を率いて、江戸の上野東照宮にて定火消の儀式「出初」を行い気勢をあげたことがはじまりと言われ、明治8(1875)年に第1回東京警視庁消防出初式が開催、その後、明治32(1899)年に消防出初式順序が制定されたことにより、出初式が全国に定着した。
- 共有